発病後、満8年になるので病歴をまとめてみました

発病後、満8年になるので病歴をまとめてみました

2007(H19) 秋頃 寝汗がひどくなり、体重が減る。

2008(H20) 4月末 下腹が張り,不快感
近くの医院で胃腸薬をもらうが治らなかった。
エコー検査で巨峰大の球形のものが多数写ったのでCT検査をした結果、
リンパ腫の疑いを持たれる。

5/7日 初めてのPetCT撮影

5/12 外科にて左足付け根より生体検査

5/16 血液内科にてB細胞濾胞性リンパ腫Ⅳ期と診断される。
PetCTの結果、肺にこそなかったが、上半身から鼠径部まであちこちで
集積が見られ、脾浸潤、腹水貯留があった。
抗がん剤治療をすることになるが、寛解になっても必ず再燃すると言
われる。余命年数については明確な回答はなかった。

R-CHOPを初回のみ入院で,8クール(回)することになる。
1クールにつき1週間の抗がん剤治療、3週間の休みという、ほぼ1ヶ月の
サイクルを繰り返す計画であったが、実際には白血球底値に色々なトラブルが
         発生したため、予定通りにはいかなかった。

5/20 1回目の入院

5/21 骨髄穿刺(骨髄液を吸引して組織検査をする)その結果、骨髄浸潤が確
認される。

5/22 1クール目のCHOP療法
プレドニンカイトレル(吐き気止め) 100 ml
オンコビン(抗がん剤) 100 ml
アドリアシン(抗がん剤) 100 ml
エンドキサン(抗がん剤) 500 ml
メイロング (利尿剤) 

利尿剤は剥がれ落ちた腫瘍を体外に出すためで、 初回にR(リツキサ
ンを入れなかったのは、一気に剥がれ過ぎて危ないからだそうだ。
CHOPではあまり吐き気はしなかったが、便秘になるのが難。

5/26 1063あったLD値が、614に下がる。
(上限は260、正常値になったのは2回目R-CHOPをした6月以降)

5/29 抗がん剤を入れて10日くらいで白血球が下降し、底値になってくる。
抗菌剤を点滴。
私の場合、白血球が下がり過ぎて、2回目以降は抗がん剤の量を75%
にすることになる。

6/10 2クール目のR-CHOP開始。
この日はR(リツキサン)のみ入れて、翌日CHOPを点滴。

6/13 退院 髪の毛が抜けたので、ウイッグを買う。体重6キロ減。

7/1 翌日にかけて3クール目のR-CHOP

7/18 2回目のPetCT撮影、結果は改善が見られるもののまだまだ集積あり
この頃から左足付け根あたりが腫れて、発熱。CRPが上昇。
次の治療が遅れることになる。(リンパ節炎か?)

8/11 翌日にかけて4クール目のR-CHOP

8/26 右奥歯茎が腫れて発熱,また治療が遅れる。

9/9 翌日にかけて5クール目のR-CHOP

9/30 翌日にかけて6クール目のR-CHOP

10/17 帯状疱疹(ヘルペス)発症。朝夕2回、ソビラックスの点滴に通うが、
1週間入院して完治させることになる。

11/6 翌日にかけて7クール目のR-CHOP

11/27 この頃からLDが400を超えて高めに推移。

12/8 3回目PetCT。
この結果、腹部傍大動脈領域に再燃が確認される。
8クールのR-CHOPの完了を待たず、治療途中で再燃が確認されて
大変なショック。

Dr.はフルダラ(抗がん剤)での治療を勧めたが、体力、気力とも
続かないと思い、断る。
結局、リツキサンで治療をすることに落ち着く。

2009(H21) 1/5 R(リツキサン)治療開始
1週間毎に4回リツキサンを点滴することを1クールとし、
半年毎に4クール繰り返す。

1/28 今回の再燃で今後の治療についてセカンドオピニオンを聞きに行く。

3/3 4回目PetCT、結果は3回目と変わりなし。
LD値は正常値に戻る。

7/6 2クール目のリツキサン維持療法開始

9/14 CT撮影,腫瘍は多少小さくなる。

2010(H22) 1/4 3クール目のリツキサン維持療法開始

3/9 5回目PetCT、右腎臓大動脈横に1か所腫瘍が残るが少し小さくなる。

7/6 4クール目のリツキサン維持療法開始

9/21 6回目PetCT、CR(寛解)になる!
右傍大動脈リンパ節の集積がSUVmaxが2.74から2.35に下がる。

2011(H23) 9/13 7回目のPet CT CR持続
この一年は風邪が長引くこともあったが、小康状態が続く。

2012(H24) 8/20 8回目のPetCT、再燃が確認!
2か所の 集積が認められる。左肺門と左鼠径部

LDや可溶性IL値は正常だったのに、残念。
リツキサン維持療法後、2年経過していたので、諦めもあった。

9/24 左鼠径部生研検査
CO20陽性でリツキサン治療可能、グレードが3に上がる。
R-ベンダムチン(トレアキシン)療法を6クールすることになる。

10/11 入院

10/12 R-トレアキシン療法の1クール目、開始。点滴は2日間あり。

グラ二トロン(吐き気止め) 3mg
トレアキシン 120mg
メイロン2A(利尿剤) 540ml

2日目も同量の点滴、倦怠感、吐き気あり。
(トレアキシンの長短所については2013年4/9日の日記を参照して
下さい。この治療後、血管が固くなって採血するのが大変になった)

10/24 退院

11/12 2 クール目のR-トレアキシン
外来でするため、吐き気止めがグラセトロンからアロキシになり、
イメンドカプセルを飲む。カプセルは吐き気止めを長時間保つため
だったが、胸がつかえる感じになる。

点滴後、1週間から10日はかなりしんどい。

12/17 3クール目のR-トレアキシン

2013(H25) 1/21 4クール目のR-トレアキシン

2/20 5クール目のR-トレアキシン

4/3 6クール目のR-トレアキシン

5/29 9回目のPetCT 結果CRとなり、良かった!

ここからリツキサン維持療法が始まる予定だったが、
白血球が極端に低下する、リツキサンによる遅発性好中球減少症が
始まり、そのたびに白血球を上げるグラン注射を繰り返すことにな
         る。この症状は2,3回で治まるのが普通であるのに、6回も繰り返
す。白血球のダウンを避けるためすべての投薬を止める。

遅発性好中球減少 1回目 7/7日頃
2回目 8/17日頃
3回目 10/2日頃
4回目 11/22日頃
5回目 12/26日頃
6回目 2/8(H26)日頃

最低のときは好中球が300/ulくらいの時もあったが、幸いにも
感染症を発症せずに済んだ。

2014(H26) 3/20 白血球3560/ul, 好中球2480/ulとなり、白血球のダウンが止まる。

6/6 10回目のPetCT, 結果CRの持続。

2015(H27) 小康状態が続き、現在に至る。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください