再発後の診断

12月22日にPETの結果を踏まえての診断があった。 特に新しい情報があるわけでもないので、こっちからあらかじめ質問状をファックスしておいたので、それに従ったQ&Aとなった。 結果的には、こちらの聞きたい事に対してあまり答えてもらえず、不安だけが残った。 しょうがないので、来年からの治療は行うとして、その間にセカンドオピニオンの準備をすることにした。

以下の質問状に対しては、

(1) トランスフォームしている可能性はあるが、生検も出来ない。 腹腔鏡を使えば何とかなるかも。 22日のLDHは240と逆に低下。

(2) 放射線治療は可能。 放射線科の先生の意見に寄る。

(3) F-Rプラスノバントロンが当院の再発に対する治療。 他は良く分からない。 深い寛解が欲しければ、この治療となる。 (片方で、化学治療は生命予後、要するに寿命延長には貢献しないと言って置きながら)

(4) ゼバリンは、当院ではやっていないし、やる予定も無い。 やるなら他院でやるしかない。

(5) セカンドオピニオンの資料の準備には1週間程度かかる。 オピニオン先は自分で探して来てください。

(6) この次に再発した場合の治療については、無言。

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以下は、質問状。 当日の話で一部改変。

質問事項 2008・12・22

Q1 LDHの値は11月17日 204、11月27日 401、12月1日 438、 12月8日にPET撮影となりました。 もしLDHの数値と病状が比例しているとしたら、進行が物凄く速いと言う事になり、トランスフォームした事も考えられます。 この場合に備えた治療方針についてお聞かせください。

Q2 腫瘍の大きさが小さく1箇所程度なら、放射線治療が可能と思いますが、今回の治療に放射線治療が可能かどうか、もし出来るのならそのメリットとデメリットを教えてください。 腫瘍の場所に寄ると思いますが如何でしょうか。

Q3 1月からのリツキシマブ 1回/週 x4回 治療は、大きな効果が見込めませんが妥当だと思います。 この治療を選択された背景についてもう少しご教授ください。

Q4 R-FND治療との事ですが、特にノバントロンの副作用について教えてください。 F-Rとの比較上のメリットデメリットについてお考えをお聞かせください。

Q5 ノバントロン(ミトキサントロン)はトポイソメラーゼⅡ型阻害薬で2次発ガン(特にいわゆる白血病)の可能性もあるので、出来るだけ使いたくないと思います。 点滴治療の場合、長期入院の可能性についても教えてください。

Q6 フルダラビンには経口剤も開発されています。 これを使った F-R治療について、考えをお聞かせください。

Q7 フルダラビンには強力な免疫抑制効果があると思いますが、治療に耐えることが出来るでしょうか? もし想定以上の副作用があった場合の対応策について教えてください。R-CHOPも結果的には70%の容量でしか治療できませんでした。

Q8 R-FNDもしくはF-R治療の場合のコース数およびスケジュールについて、教えてください。

Q9 イブリツモバブ(ゼヴァリン)が保険適用になりました。 またこの薬剤の有用性が多くの資料に出ていますが、このイブリツモバブの本病院での治療は可能でしょうか?

Q10 骨髄機能が大分弱まってきていると思います。 これの回復の可能性や時期、R-FNDもしくはF-R治療以降もしくはその前でのゼヴァリン適応について考えをお聞かせください。

Q11 想定以上に早く再発・再燃しました。 あまり考えていなかったので、セカンドオピニオンをお願いしようと思いますが、如何お考えでしょうか。
名古屋第二赤十字病院 血液・腫瘍内科部長 小椋美知則先生
癌研有明病院 のどなたか
大阪大学か大阪市立大学のどなたか

以上

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