今回はトラブルもなく、8クール目

今回はトラブルもなく、8クール目の予定日を迎え、
今日、リツキサンを点滴した。

ところが、白血球が1470/ulまでしか戻っていないことがわかり、
明日のCHOP(抗癌剤)は延期となってしまった。あーぁ
とりあえず。来週の月曜日(12/1日)にもう一度血液検査をして
今後の予定を立てることになった。

なかなか予定通りにいかないものだ。骨髄も疲れてへたり気味。。。
2000/ul以上にならないと、CHOPはできないらしいが、
3500から9400/ulが正常値だから、人並みに白血球が戻るのは
いつのことやら。当分、人ごみへは行けそうもない。

今日はCHOP、7クールをしてから、10日目

今日はCHOP、7クールをしてから、10日目になる。
白血球1020/ul, LD 204, CRP 0.2 という数値でまずまず。
中でも白血球が1000を超えているのは、なんだか安心だ。
このままなにも起こらないで、8クール目を迎えたい。

この頃は副作用が蓄積してきたのか、手足のしびれが前より
ひどくなった。別に支障はないけれど怪我のないようにしないとね。

髪の毛も殆どなしで、新たに生えた5ミリか、1センチくらいの毛があるのみ。
寒くなって来たたので、寝る時にもなにかかぶっておかないと
頭から風邪をひきそうな状態です。

ヘルペスの跡も目立なくなって

ヘルペスの跡も目立なくなって、やっと7クール目をすることになった。

明後日(11/6)と明々後日(11/7)でR-CHOPをする。

今日の白血球は2520/ul。ヘルペスで2週間遅れているから、
もっと増えそうなものなのに意外と少ないと思い、
Dr.に聞いてみると、回数を重ねてくると骨髄が疲れてきて、
あまり上がらなくなるとのことだ。

そうだとすると、ますますあと2回の治療を早く終えて、
白血球の低空飛行を早く終わらせてしまいたい。

帯状疱疹のための入院は予定通り

帯状疱疹のための入院は予定通り、24日(金)で終わって退院し、
今日は血液内科へ行った。

白血球は2600/ul,CRPは0.2だが、LDは453
7クール目をいつにするか?あと一週間は抗ウィルス剤を飲んで、
来週の連休明けに受診し、決めることとなった。

残るは2クールだけど、遅々として進まない。
全部終わるには今年いっぱいかかると思っていた方がいいのかもしれない。

治療のためには短いサイクルでやった方が、効果的なのだろうが、
白血球な下がり方の大きい私はトラブルが起こりやすくて大変だ。
焦ってもしょうがないのかなぁ。

またまたトラブル発生

またまたトラブル発生!今度は帯状疱疹(ヘルペス)になった。
左首のところに虫にかまれたのか、薬疹が出たのかと思って、
先週の金曜日(17日)に近くのお医者さんに行ったら、ヘルペスと判明。

抗ウィルス剤を点滴しないといけないと言われ、紹介してもらった病院へ行った。
1日24時間、8時間おきに3回、1週間点滴するのがベストだそうだ。

土、日は車でつれて行ってもらって日に2回、晩は錠剤でという形にしたが、
足場の悪い病院なので、月曜日(20日)から入院して3回点滴することになっ
た。金曜日(24日)に退院することになっている。

白血球が減って、免疫力が落ちているし、次の治療のためにも
早く治さないといけない。が、また2,3週間遅れることは確実。。

ベンダムスチンがB細胞リンパ腫への国内フェーズ1で有望【血液学会2008】

ベンダムスチンがB細胞リンパ腫への国内フェーズ1で有望【血液学会2008】

 再発・難治低悪性度B細胞リンパ腫およびマントル細胞リンパ腫にたいするベンダムスチン塩酸塩のわが国におけるフェーズ1試験の結果が明らかとなった。臨界毒性の発現症例はなく高い奏効率が得られた。成果は10月10日から12日京都市で開催された日本血液学会で京都府立医科大学血液・腫瘍内科の松本洋典氏によって発表された。

 ベンダムスチンの薬理作用はアルキル化作用と代謝拮抗作用が推定されており、短時間の曝露で、長時間にわたってDNA鎖を損傷する。既存の抗癌剤とは異なる作用機序と考えられており、様々な抗癌剤耐性細胞株でも細胞増殖を抑制することが示されている。

 わが国でのフェーズ1臨床試験ではベンダムスチンを1日1回、2日間連日点滴静注し、その後19日間経過観察することを1サイクルとして最大3サイクルまで投与を行った。投与用量は90mg/m2/日群(3人)、120mg/m2/日群(6人)の2用量を設定した。90mg/m2投与群で臨界毒性が認められなければ120mg/m2投与群を開始することにした。9人中8人が濾胞性リンパ腫で1人がマントル細胞リンパ腫で、120mg/m2投与群は全員濾胞性リンパ腫だった。主要評価項目は臨界毒性の発現例数とした。副次評価項目は有害事象の発現頻度、最良総合効果の奏効率、薬物動態パラメータとした。

 試験の結果、90mg/m2投与群、120mg/m2投与群のどちらでも限界毒性を発現した人はいなかった。そのためフェーズ2試験の推奨用量は120mg/m2となった。非血液学的毒性でグレード3以上のものはなかったものの悪心、食欲不振が全員に出現した。血液学的毒性は、両群合わせて白血球減少のグレード3が4人、好中球減少症のグレード3が2人、グレード4が1人見られた。

 奏効率(CR+CRu+PR)は、90mg/m2投与群で100%、120mg/m2投与群で83%となった。90mg/m2投与群で2人が完全寛解に到達した。120mg/m2投与群は1人が不変(SD)だった。全体としての奏効率は89%となった。

 ベンダムスチンは国内ではフェーズ2の患者登録が終了している。

2008. 10. 14
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/200810/508184.html

【日経メディカル】より

血液学会が京都の国際会議場であった

先週末、10日~12日に血液学会が京都の国際会議場であった。
つれあいがわざわざ聞きに行った。
会費さえ払えば誰でも入れるらしい。

持って帰ってきたプログラムをみると、結構大規模みたい。
細かい研究はよくわからないが、症例など自分に近いのは分かる。
でも資料を読んでいると、だんだんうんざりしてくるから、
先の治療の研究はつれあいにまかせている。

とりあえず今はP-CHOPを完了することが肝心だ。
今日は白血球の底値の日、また670/ulと1,000をきっている。
今日を含め、明日、明後日とノイトジンを注射しなくてはいけない。
次の治療は23、24日と決まった。トラブルなく7回目にいけますように。

3、4日前から上歯茎が腫れて

3、4日前から上歯茎が腫れて今日、明日の治療は無理と思いながら、
病院へ行ったところ、予想に反し、6回目をすることになった。
腫れてはいても、熱は出ていないので、前回に比べると軽症らしい。
白血球は2460/ul,CRPも0.3なので,データ的にはOKだそうだ。

この頃はなんでもデータ優先だから、それでいいのかもしれないけど、
私としてはあと一週間くらい待って治して、白血球ももう少し上げてから
する方が安心なんだけどなぁと思う。

リツキサンの点滴が終わってから、歯科にまわって診てもらったら、
一ヵ所口内炎になっているところがあるけれど、
歯茎の腫れは次の治療をしても大丈夫だろうと言われる。

ついでに歯垢の掃除をしてもらっている時に、前から気にしていた
下前歯茎から出ていた突起物が振動でとれてしまった。
痛くもなく自然に取れて、ちょうどよかった。

なんと520/ulしかない

今日は白血球の底値の通院日。なんと520/ulしかない。

 入院していた1回目だった時には、空気清浄器を枕の上に置いて、
この部屋から出ないようにと言われていたくらいの低い数値だ。

それが電車に乗って、病院へ来て、外来でうろうろしていていいのかな。
ともかく出歩かないようにね。。。と言われてもあと2日間、
ノイトロジンを注射しに病院に来なくてはいけない。

次6回目は、9月30日、10月1日の予定。
でも白血球の上がりが悪いと延期になるかも。

私のようにⅣ期になっているとやっぱり2年くらいで再燃(再発)する
らしい。それを少しでももたせるように、8回の治療が終わった後、
リツキサンを半年毎に入れるという話だった。
まだ先のことだけれどそろそろ考えておかないと。。。

ドキソルビシン

ドキソルビシン(抗がん性抗生物質)アドリアシン(協和発酵)

最も代表的な抗がん性抗生物質のひとつで、抗がん剤全体を代表する薬の一つです。がん細胞のDNA合成を妨げるほか、DNAを切断してがん細胞を殺します。
悪性リンパ腫のCHOP療法(シクロホスファミド+ドキソルビシン+ビンクリスチン+プレドニゾロン)をはじめとして、抗がん剤治療の中心薬として広く用いられています。

適応となるがん
悪性リンパ腫、肺がん、胃がん、胆嚢・胆管がん、膵臓がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん、膀胱がん、子宮体がん、骨肉腫、多発性骨髄腫、各種の小児がん。

主な副作用
吐き気・嘔吐の発生頻度が、シスプラチンに次いで高いとされています。骨髄抑制や脱毛が起こりやすい薬でもあります。また、心臓に障害を与えやすいのも特徴の1つで、総投与量が多いほど、発生頻度も重症度も高くなります。

使用上の注意点
アントラサイクリン系薬であるドキソルビシンは、ほかの同種の薬、および胸部放射線治療と併用すると心臓障害が増強することがあります。

http://www.anticancer-drug.net/antibiotic/doxorubicin.htm