先日(9/6日)にほぼ1年ぶりにPetCTを撮ったので、
その結果報告を聞きに病院へ。
結果はCR持続、ラッキー!
以前から残っている右傍大動脈リンパ節への集積(SUV値)も低下傾向にある
ということだ。今日の血液検査では白血球も4,160/ulに回復していて
これも問題なくなった。
半年毎のリツキサン投与が昨年7月で終わり、
治療なしの状態になってほぼ1年経過。
これでいつまで保つかわからないが、今のところOKで気分よく帰る。
悪性リンパ腫の入院日記。多くのリンパ腫病のうち濾胞性(低悪性)リンパ腫の総合情報サイトを目指して行きます。
先日(9/6日)にほぼ1年ぶりにPetCTを撮ったので、
その結果報告を聞きに病院へ。
結果はCR持続、ラッキー!
以前から残っている右傍大動脈リンパ節への集積(SUV値)も低下傾向にある
ということだ。今日の血液検査では白血球も4,160/ulに回復していて
これも問題なくなった。
半年毎のリツキサン投与が昨年7月で終わり、
治療なしの状態になってほぼ1年経過。
これでいつまで保つかわからないが、今のところOKで気分よく帰る。
今日は呼吸器科と血液内科を受けたので大忙し。
呼吸器科は6ヶ月ぶりで、胸のレントゲンを撮った。
今年に入って調子良かったのに、5月の中旬ごろからまた咳が出だして不調。
痰を切るムコダインがあったので、少し服用してこの頃は少しマシになった。
呼吸器科は異常なしでまた経過観察となる。
続いて3ヶ月ぶりの血液内科へ。今日から若い女医さん。結構美人!
血液検査の結果は異常なしというものの、白血球が2560/ulと低い。
いつも低いたちだが、何もしていないのに3000ないなんて!
リツキサンが終わって丸1年足らずで、そろそろ免疫が回復してくる時期
だからかもしれないという話。。ふぅん。
また3ヶ月後に診察、その直前にPetCTを1年ぶりに撮ることになった。
今度も大丈夫と言われるだろうか? あやしいなぁ。。
2012(H23)年、年明け初の日記、今年もよろしく!
結局インフルの予防接種はしなかった。
今日は前回から3ヶ月経った診察日。
冷たい雨が降る中、病院へ。血液検査異常なしでまずは一安心。
PETを撮ってから3ヶ月経ったのでCTを撮った。
比べる画像がちょっと古く2009年9月のCTだったが、
確かにきれいになっていた。
ところで担当のDRが転勤で次回から交代するという。
せっかく気心が分かった(一方的?)のに残念。
新しいDRはどうか少し心配。。。
血液の「がん」悪性リンパ腫 遺伝子検査で再発予測できる
J-CASTニュースによると悪性リンパ腫の再発予測が出来るようになったとの報道がありました。
http://www.j-cast.com/2011/02/09087673.html 2011/2/ 9 14:57
再発のタイミングをあらかじめ知る事が出来そうです。
また、ステージI ぐらいで完治したとされる方にも朗報です。
====== 以下引用 =========================================
血液中の特殊な遺伝子の量から悪性リンパ腫の病状の変化を予測する方法を日本の研究グループが開発した。抗がん剤が効き症状も消えて画像でもがんが見えなくなった時期に使う。患者にとっては完治したのか、再発があるのか、不安にかられる時期だ。この方法で的確に再発の可能性の有無を判断できることになれば、治療方針が的確に立てられるわけで関係者の期待は大きい。
血中のマイクロRNAを計るだけ
開発したのは東京医科大学分子病理学の黒田雅彦(くろだ・まさひこ)教授、血液内科の大屋敷一馬(おおやしき・かずま)教授らのグループ。
カギを握るのは、「マイクロRNA」(マイクロ・アール・エヌ・エー)と呼ばれる細胞内にある小さな断片の遺伝子。正常な細胞やがん細胞から血液の中に出てくるものだけで約300種類も知られているが、本格的な研究は数年前に始まったばかりだ。本来の遺伝子DNA(ディー・エヌ・エー)の長い鎖のごく一部の働きをコントロールする機能がある。世界中で研究が進んでいるが、まだ医療現場で役立つほどのものは出ていない。今回の成果は世界に先駆けての実用化例として注目を集めそうだ。
悪性リンパ腫の患者は特定のマイクロRNAが健康人に比べて極端に少なく、ほぼゼロになることを東京医大グループが見つけた。治療で症状が消えると量が増える。半年以上の経過観察の結果、健康人並みの値が続いた33人はうち2人しか再発しなかったのに対し、値が低かった20人からはうち10人が再発した。
「2、3か月ごとに検査し、再発の可能性を早めに予測するのに使えそうだ。再発が予測できれば骨髄移植など次の治療法の準備がしやすくなる。再発の可能性のない患者への過剰な治療も避けられる」と、大屋敷さんは話している。
患者の血液2ミリリットルから血清(上澄み液)を取り、遺伝子を検査する。マイクロRNAは安定なため、検査費も1回2700円と安上がりだ。東京医大病院は当面は研究費で検査を続けるが、患者から費用を徴収できる「先進医療」への指定を望んでおり、厚生労働省への申請準備を始めている。
(医療ジャーナリスト・田辺功)
3ヶ月ぶり、今年最後の診察。異常なし。
今年も無事過ごせて良かった。
来年はどこまで保つことができるか?というところ。
診察が3ヶ月ごとになったので、リンパ腫発症以前に診てもらっていた
呼吸器内科でも久しぶりに診察してもらう。
6年前から咳、痰などが続いて同病院の呼吸器科に通っていたが、
リンパ腫になって、2008年1月から滞っていた。
症状は相変わらずで、季節の変わり目などに咳がひどくなることがある。
今日は胸部レントゲン、肺機能検査などをしたが、別に異常なかった。
アレルギー反応数値も低くて、これという原因が分からず、経過観察になった。
血液内科に通うついでにぼつぼつ診ておいてもらおうと思う。
ところで血液内科でインフルの予防接種をしても良いと云われた。
免疫はつきますか?とお聞きしたら、まぁしなかったら免疫はつかないのだし、
してみたら良いとのこと。なんだか今いちよく分からない答えだった。
早速してみようかなぁ。。
「PRIMA試験の結果から、リツキシマブ維持療法は導入療法が奏効した全ての濾胞性リンパ腫患者で標準治療として考慮されるべきである」と結論されています。
3年間の無増悪生存(PFS)率は、リツキシマブ投与群では74.9% に達しています。
本試験は、リツキシマブ維持療法と観察群(要するに何もしない)との比較なので、当然にリツキシマブ維持療法の方が良い結果が得られますが、最初の再発時のサポート療法としては、ほぼ確立してきたのでは無いでしょうか。
【以下引用】
————————————————————————-
2年間のリツキシマブ維持療法は濾胞性リンパ腫の無増悪生存期間を延長させる
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抗CD20モノクローナル抗体製剤リツキシマブによる2年間の維持療法は、未治療の濾胞性リンパ腫患者の無増悪生存期間を延長させ、2次治療に移行するまでの期間を延長させることが、無作為化フェーズ3試験PRIMAにおける3年間のフォローアップで明らかになった。12月4日から7日までオーランドで開催されている米国血液学会(ASH)で、仏Centre Hospitalier Lyon-SudのGilles Salles氏らが発表した。
PRIMA試験には、未治療の進行濾胞性リンパ腫患者1217人が登録された。リツキシマブと化学療法による導入療法で完全奏効(CR)もしくは不確定完全奏効(CRu)、部分奏効(PR)が認められた患者を、リツキシマブによる2年間の維持療法を行う群(505人)と経過観察をする群(513人)に無作為に割り付けた。2群間で患者背景に有意な違いはなかった。
中間解析では、2年間のフォローアップで、リツキシマブによる維持療法がリンパ腫の増悪リスクを有意に低下させることが報告されている。
今回は3年間のフォローアップの結果が報告された。3年間の無増悪生存(PFS)率は、リツキシマブ投与群では74.9% (95%信頼区間:70.9-78.9%)、経過観察群では57.6% (53.2-62.0%) 、ハザード比は0.55(0.44-0.68)、p<0.0001だった。
また性別、年齢(60歳未満、 60歳以上)、FLIPI(濾胞性リンパ腫国際予後指標;1以下、2、3以上)、導入療法(R-CHOP療法、R-CVP療法、R-FCM療法)、導入療法の効果(CR/CRu、PR)によるサブグループ解析でも、リツキシマブ投与群は経過観察群に比べて良好な結果を示した。
Cox回帰分析では、高齢 (p=0.0013)、男性 (p=0.013)、FLIPI高値 (p<0.0001)、R-CVP療法(リツキシマブ、シクロホスファミド、ビンクリスチン、プレドニゾロン)による導入療法(p=0.003)、経過観察(p<0.0001)が有意にPFSの低下と関連した。
さらにリツキシマブ投与群では、2次治療に移行するまでの期間が有意に長かった(ハザード比0.62、95%信頼区間:0.47-0.81)。死亡はリツキシマブ投与群で26人、経過観察群は30人で、全生存期間に有意な違いはなかった。
維持療法終了時にCRもしくはCRuだった患者は、リツキシマブ投与群では72%、経過観察群は52%だった(p=0.0001)。また無作為化の時点でPRだった患者が維持療法でCRもしくはCRuになった患者割合は、リツキシマブ投与群は52%、経過観察群は30%であった (p<0.0001)。
有害事象は経過観察群で37%、リツキシマブ投与群で56%に見られた。グレード3/4の有害事象は経過観察群が17%、リツキシマブ投与群が24%で、好中球減少はそれぞれ1%、4%、感染症は1%、4%だった。新たな毒性は認められなかった。
またQOLの評価(FACT-G、EORTC QLQ-C30)では、2群間に有意な違いはなく、リツキシマブによる維持療法はQOLを低下させないことが示された。
これらの結果から、「PRIMA試験の結果から、リツキシマブ維持療法は導入療法が奏効した全ての濾胞性リンパ腫患者で標準治療として考慮されるべきである」としている。
(八倉巻尚子=医学ライター)
2010年12月 7日
http://cancernavi.nikkeibp.co.jp/news/2_50.html
抗がん剤「トレアキシン®」、日本で製造販売承認を取得
(2010年10月27日) 印刷用(PDF 163KB)
エーザイ株式会社(本社:東京都、社長:内藤晴夫)は、このたび、日本でシンバイオ製薬株式会社(本社:東京都、社長:吉田文紀、以下、シンバイオ社)とライセンス契約を締結している抗がん剤「トレアキシン®」(一般名:ベンダムスチン塩酸塩)について、再発又は難治性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫ならびにマントル細胞リンパ腫を適応症として製造販売承認を取得した、と発表しました。
本剤は日本において、シンバイオ社が開発および製造販売承認の取得をし、当社が独占的に販売をすることになります。本剤は当社にとって日本における抗がん剤の第一号製品となります。
「トレアキシン®」は、アルキル化剤が有するナイトロジェンマスタード骨格と代謝拮抗剤様構造を有することが示唆されている新しいタイプの新規抗がん剤です。本剤は、日本の臨床試験において優れた有効性が認められ、高い奏効率および長期の無増悪生存期間が認められました。特に、再発のマントル細胞リンパ腫に対する単剤投与において、高い完全寛解率が認められました。また、主な副作用は、骨髄抑制、悪心、嘔吐、感染症、血管炎・血管痛などが報告されていますが、管理可能で忍容な安全性プロファイルを示しています。
当社は、本剤に関してシンバイオ社と2008年8月に日本における共同開発および販売に係る独占的ライセンス契約、2009年5月にはシンガポールおよび韓国の2カ国を対象とした開発・販売に係る独占的ライセンス契約を締結しています。シンガポールでは当社のシンガポール子会社Eisai (Singapore) Pte. Ltd.が低悪性度非ホジキンリンパ腫および慢性リンパ性白血病の治療剤として「Symbenda®」の製品名で2010年9月から販売を開始しています。
日本では、現在適応追加をめざし、再発又は難治性の中高悪性度非ホジキンリンパ腫および未治療の多発性骨髄腫の第II相臨床試験をシンバイオ社が実施しています。
当社は、がん領域を最重点領域と位置付けており、日本での抗がん剤第一号製品となる「トレアキシン®」に続き、乳がんに係る適応で申請中の当社創製の新規抗がん剤「エリブリン」(一般名)など、今後、日本におけるがん関連疾患領域の製品の充実化をはかり、がん患者様とそのご家族の多様なニーズの充足に一層貢献してまいります。
以上
詳しくは
http://www.eisai.co.jp/news/news201055.html
9月21日に撮影したPetCTの結果、病巣が少し縮小していることが分かった。
以前から残っていた右傍大動脈リンパ節への集積が
SUVmax=3.26(2009/3/3)→2.74(2010/3/9)→2.35(今回)
と低下してきて視覚的には有意集積が認められないということだ。
一応、CRだというが、まだ病巣があるわけだからちょっと万歳というとこかな。
リツキサンだけで少しマシになったのだからいいことだ。
それで毎月だった診察がこれからは3ヶ月ごとになった。
濾胞性でどちらにしてもゆっくりなので、それぐらいでも大丈夫そうだ。
7月に4回目のリツキサン維持療法を終えて、初めての診察。
血液検査も異常なく変わったことはなかった。
これで今の段階としては治療としてするべきことがなくなったので、
9月にPetCTを撮ってみることになった。
リツキサンは維持には有効だが、治療としては効力が弱く、
前回と変わりないのではと自分では予想するが、
今後のデーターとして意味があるのだろう。
猛暑の毎日、日本も熱帯になったかのよう。
今日(7月27日、毎週1回x4週)で4回目のリツキサン維持療法の点滴が無事終了。
普段の生活ではあまり意識しないけれど、
外来治療センターに来ると、自分が癌患者だとあらためて認識する。
みんな本当は癌と闘っているんだけれど、
とりあえずは目の前の抗癌剤による副作用と闘うことになる。
この先、早くここへ来ることになりませんように!